介護基盤やスプリンクラーの緊急整備で交付要綱/厚労省
厚生労働省は7月15日までに、2009年度補正予算に盛り込んだ「介護基盤緊急整備等臨時特例交付金」の交付要綱をまとめた事務次官通知を都道府県に送付した。介護施設の緊急整備や既存施設でのスプリンクラー整備を支援するのが目的で、都道府県に基金を造成し交付する。
都道府県は今年9月末までに、交付申請額や基金造成事業計画書を示した交付申請を行う必要がある。厚労省は近日中に、助成単価や基金の管理運営要領などを通知する予定だ。
通知では、基金への交付決定は交付申請書が到達した日から原則として1カ月以内に行うとした。このほか、基金の収入・支出などを示した調書の作成など交付条件を提示。交付を受けた都道府県は、事業完了後1カ月以内か、10年4月9日までのいずれか早い日までに実績報告書を提出することも明記した。(7/16MEDIFAXより)