介護基盤、09−11年度に14万人分整備/厚労省が見通し
介護老人保健施設や特別養護老人ホームなどの介護基盤は、2009−11年度の3年間で14万人分が整備される見通しであることが9月30日、厚生労働省の調べで分かった。厚労省は、同期間中に16万人分の整備を目標としていた。
厚労省の調べによると、09年度実績は2.9万人分、10年度実績は4.8万人分で、11年度見込みは6.3万人。3年間で最も整備量が多いのは神奈川県の1万1717人分で、次いで東京都の1万64人分、大阪府の8601人分となった。最も整備量が少ないのは徳島県の348人分で、2番目に少ないのは鳥取県の380人分だった。
施設種類別の内訳では、特養が6.6万人分、認知症高齢者グループホームが3.4万人分、老健が2.0万人分、小規模多機能型居宅介護事業所が1.6万人分、ケアハウスが0.4万人分。(10/3MEDIFAXより)