介護保険料引き上げが必要/介護の処遇改善で舛添厚労相

介護保険料引き上げが必要/介護の処遇改善で舛添厚労相

 舛添要一厚生労働相は7月27日、都内で開催された「福祉人材フォーラム」(厚労省ほか主催) で講演し、2009年度の介護報酬改定に向けて「年末までに介護職員の処遇を必ず良くする。そのためには介護保険料を引き上げる必要がある」と述べた。

 社会保障財源の確保をめぐっては、消費税引き上げの必要性について言及した。「心身に障害があっても健常者とまったく変わらない生活ができる社会が本当の先進国。そういう国をつくるために負担をするのは大切なことだ」と述べ、「正々堂々と訴えれば必ず国民の理解が得られる」と負担増について国民の理解を求めていく考えを示した。(7/29MEDIFAXより)

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