今月の主な動き
麻生首相は9月29日衆参両本会議で所信表明演説を行い、後期高齢者医療制度について「1年をめどに必要な見直しを検討する」と述べた。
また、麻生首相は、日本医師連盟が「麻生太郎自民党幹事長(当時) の意向として2200億円の削減を2010年度予算で凍結すると伝えられた」と説明したことについて、10月7日、衆院予算委で「2200億円については、ほぼ限界に近いところに来つつあると申し上げたのは事実だ」と述べた。
舛添厚労相は9月30日、市町村国保の運営主体を都道府県単位とした上で後期高齢者医療制度と一体化させる私案を説明した。
京都市議会は10月3日、後期高齢者医療制度の廃止を国に求める意見書を賛成多数で可決した。