今月の主な動き
4月1日より2014年度診療報酬改定、消費税8%への増税などが実施された。今次改定による「同一建物」減算による混乱が広がった。
規制改革会議は3月27日、医師と患者が合意し、書面で契約するなど一定の手続きを取れば、保険適用外の医療行為と保険診療を組み合わせて実施できるようにする「選択療養(仮称)」を提案した。これに対し、各界から反発の声が広がっている。
国家戦略特別区域諮問会議は3月28日、全国6カ所を国家戦略特区に指定する案と特区内で実施する規制緩和策についておおむね了承した。4月下旬までに特区に指定する範囲を政令で定める。
財務省は3月28日の財政制度等審議会・財政制度分科会に、受診時定額負担の再提起など医療費等抑制に向けた考え方を示した。