今月の主な働き

　社会保障制度改革国民会議は医療・介護分野について、これまでの議論の取りまとめを公表した。国保の都道府県化、「必要なときに適切な医療を適切な場所で最小の費用で受ける」医療への転換やフリーアクセスや自由開業制の見直しにも言及している。一方、超党派の議員で構成する「国会版国民会議」も中間論点整理をまとめ、「地域ごとの診療報酬」「総合診療医に地域包括ケアを担う報酬（定額の管理料）」などを求めている。また、「成長戦略」を策定する産業競争力会議は取りまとめの議論に入る。