厚生労働省のチーム医療推進会議は5月12日、初会合を開き、医師の指示下で特定の医行為を担う「特定看護師(仮称)」の要件設定などに向けた議論を開始した。検討の進め方として、チーム医療の推進策を協議するワーキンググループ(WG)と特定看護師の検討を中心としたWGの2グループを設けることを了承した。同会議は早ければ2010年中にも一定の結論を取りまとめる。
政府と民主党のマニフェスト企画委員会は5月13日、党本部で会合を開き、次期衆院選後の消費税率引き上げを参院選マニフェストに盛り込む方向で一致した。
また、行政刷新会議の規制・制度改革に関する分科会は4月30日、保険外併用療養の範囲拡大に向けた対処方針の中間報告をまとめた。倫理審査委員会を設置している医療機関は、同委員会で承認した療養を届け出ることで保険外併用療養を可能とするよう提案。具体的な内容に関しては、10年度中に結論を得る目標を掲げた。
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