人体展でネットワークを立ち上げ
12月16日、関理事長が呼びかけ人のひとりとなって「人体の不思議展を考える京都ネットワーク」を立ち上げた。17日には同ネットワークとして、みやこめっせの指定管理者である(株)京都産業振興センターと京都市長へ、人体の不思議展の会場使用許可を取り消すよう要請し、その後、司法記者クラブでの記者発表を行った。
(株)京都産業振興センターの担当者は、要請書を受け取っただけで、その場では回答しなかった。京都市は産業観光局商工部産業総務課の古井課長が対応、「現時点でみやこめっせの使用許可は手続きに沿ったもので、問題はないと考えている。要請の点については検討したい」と回答した。
記者発表ではテレビ・新聞など15社が詰めかけるなど、当日のマスコミの注目は非常に高かった。
今後は、12月9日に行った告発を受けての京都府警の捜査状況や同展に対する厚労省の見解について、そして今回の要請の検討状況について確認する。また民事の損害賠償請求や住民監査請求の可能性について検討を進めるとともに、協会等が主催する2月20日開催の講演会「医学・医療に関わる倫理について考える」の支援を行っていく。
テレビ取材の中、京都市の担当者に要請書を渡す