京都2014高齢者大学  PDF

京都2014高齢者大学

福光理事トップバッター講義 機知にとんだやりとり

 4月3日、烏丸鞍馬口・長浜バイオ大学京都キャンパス烏丸学舎で、「病気とどうつきあうか」をテーマの健康講座が開講した。「京都高齢者大学」が主催、協会は講師派遣を協力する。第1回講義の講師は、総務部会の福光理事で、テーマは、「身近な消化器病のあれこれ」。逆流性食道炎、ピロリ菌、脂肪肝、過敏性腸症候群について、定義、症状、治療、生活習慣の中で気をつけることなどについて講義した。

 参加者は、60歳代からが主体のご高齢の方々であったが、福光理事の話は、年齢に関係なく聞いていただける大変わかりやすいもので、会場からは、講義の間であっても質問があれば遠慮なくとの呼び掛けに応じて、たくさんの質問が出された。福光理事は、それに答えつつさらに内容を深めるという方法で参加者の気持ちをひきつけ、最後には、自ら腰痛や手術の経験について紹介しつつ、人として「病」や「死」といったものをどう受け止めるかについて悩んできたということ。そしてその中でたどり着いた思いについて語り、参加者の深い共感を呼んだ。

 次回は、5月1日(木)「おしりの健康」で渡邉副理事長が講師を務める。高齢者大学は、途中入学や1回のみの受講も可能なので患者さんにぜひお勧めいただきたい。お問い合わせは、協会事務局まで。

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