京都、2179人に拡大/「非正規」失職  PDF

京都、2179人に拡大/「非正規」失職

 厚生労働省は2月27日、企業の人員削減で208年10月から09年3月までに職を失ったり、失う見通しの非正規労働者は全国で15万7806人に達したと発表した。採用内定を取り消された学生も1574人で過去最悪。正社員で職を失う人は973人で1月調査から52.8%も増加した。滋賀県内で3月までに職を失う見通しの非正規労働者は、関西最多の4603人で、1月からの1カ月間で約4割も増加。京都府内でも1割以上増えて2179人となり、京滋でも派遣や請負など非正規労働者の失業に拍車がかかっている。

 休業する工場も増えており、労働団体から「今後は正社員の賃金や人員を削減する動きが本格化するのでは」と、警戒の声が高まっている。

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