予防接種法改正案が審議入り/衆院厚労委
弱毒性の新型インフルエンザに対応した新たな臨時接種の創設を柱とする予防接種法改正案は6月1日、衆院厚生労働委員会で細川律夫厚生労働相が趣旨説明を行い、審議入りした。
改正案で新設される新たな臨時接種は、国民に接種の努力義務を課さない一方、行政は接種を勧奨する。健康被害に対する救済額は、現行の臨時接種と2類定期接種の間とすることを政令で規定することとしている。
改正案は2010年の通常国会に提出され、参院通過後に衆院で継続審議となっていた。自民党は10年の参院で反対したが、賛成することを決めている。(6/2MEDIFAXより)