予防接種法の改正「早ければ11年」/足立政務官  PDF

予防接種法の改正「早ければ11年」/足立政務官

 足立信也厚生労働政務官は3月3日、予防接種法の抜本改正について「スケジュール感としては、早ければ2011年。遅くとも5年以内だ」と述べ、5年以内の法改正に意欲を示した。厚生労働省の政策会議終了後の会見で述べた。

 3月にも予防接種法の抜本改正に向け、議論を始める厚労省の厚生科学審議会・感染症分科会予防接種部会所属の有識者について、足立政務官は「委員全員が非常に抜本改正に前向きだ、という認識は共有していると思う」と指摘。その上で「1期2年の間に自らが議論をして抜本改正をしたいのであれば、おのずと期限は限られてくる」との見通しを示した。

 一方で、議論が不十分な場合は「部会を継続して議論を続けるべきだと考えている」とした。

Hibワクチンなどに与党議員が関心

 この日の政策会議は、今国会に提出する予防接種法の改正法案を与党議員に説明した。政策会議終了後に会見した長浜博行厚労副大臣によると、予防接種法の対象になっていないインフルエンザ菌b型(Hib)ワクチンや肺炎球菌ワクチンなどに関心を示した議員が多かったという。(3/4MEDIFAXより)

ページの先頭へ