乳幼児医療費助成、「就学前」が最多/都道府県の実施状況調査
厚生労働省は11月18日、乳幼児の医療費助成について、各都道府県の実施状況(2011年4月1日現在)をまとめて公表した。医療費助成の対象年齢は、通院、入院ともに「就学前」が最も多かった。
都道府県の実施状況を見ると、対象年齢は「就学前」が通院28県、入院26県で最も多く、所得制限については33県が制限を設けていた。一部自己負担は「自己負担あり」が39県だった。
群馬県は対象年齢が通院、入院とも「15歳年度末」で、所得制限はなく、一部自己負担も「なし」と助成の範囲が最も広い。東京都は対象年齢が通院、入院とも「15歳年度末」だが、所得制限や一部自己負担がある。
市区町村では、対象年齢を「15歳年度末」とする市区町村が通院、入院ともに最も多く、対象年齢を都道府県より拡大して助成する市区町村が目立った。(11/21MEDIFAXより)