h2>九電、秋にもプルサーマルへ/MOX到着は5月後半
フランスからのプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料の海上輸送について、中部、四国、九州の3電力会社は3月6日、輸送船はアフリカ南端の喜望峰を経由、南西太平洋を通り日本到着は5月後半と発表した。
九州電力は玄海原発3号機(佐賀県)で8月に始まる定期検査でMOX燃料を入れると表明、順調にいけば、国内初のプルサーマルが秋にも始まる。
3社によると、2隻の輸送船はパシフィック・ピンテールとパシフィック・ヘロンで、相互護衛しながら無寄港で日本に向かう。
四国電は伊方3号機(愛媛県)で10年1月からの定検でMOX燃料を入れることを検討、中部電は浜岡4号機(静岡県)で10年夏の定検で燃料を入れたいとしている。【共同】