主張/未入会の方々へ 京都府保険医協会にご入会下さい

主張/未入会の方々へ 京都府保険医協会にご入会下さい

 「患者さんも医療関係者もともに喜び合える医療」をめざし、京都府保険医協会は活動を行っています。

 理事会は、京都府内の各地区医師会および各専門医会より選任された理事23人で構成され、事務局職員20人がそれを支えています。

 会員数は現在約2600人であり、その大半は開業医です(開業医の約9割が加盟)。今後は勤務医や研修医の先生にも積極的に参加していただけるようサービスの向上をはかっているところです。

 では、どのような事業・活動を行っているか、いくつかをご紹介しましょう。活動は5つの部会に分かれてすすめています。

 総務部会は、理事会や総会の円滑な運営をはかり、会員の先生やそのご家族、従業員の皆さんのレクリエーションの一環として、ジャズやクラシックコンサート、文化ハイキング、料理教室など、日頃個人ではなかなか触れる機会の少ない楽しい企画を多数行っています。

 経営部会は、各種融資制度や休業補償制度など会員のニーズから企画し、会員の立場に立った制度運営をしています。とりわけ医師賠償責任保険の運営は取扱い開始から43年の実績を誇っています。

 医療安全対策部会は、日常診療における安全と安心を得るための対策を長期にわたって行ってきました。医事紛争が起こった時には、精通した理事と事務局、顧問弁護士が当事者の中に入り、双方の精神的負担の軽減と納得のいく解決策を提案させていただきます。

 政策部会は、めまぐるしく変わる医療制度を深く検討し、会員や府民の声をもとに、その制度改善に向け、シンポジウムやマスメディアを通じて情報を発信しています。

 保険部会は、日常診療でのレセプト請求や再審査請求、点数の算定方法などをわかりやすく解説した書籍を発行し、日々の請求業務に関するご相談に対しては担当者が迅速な対応を行っています。

 医療を取り巻く環境はここ最近めまぐるしく変化し、見通しのつかない混迷の中にあります。このような中で大切なことは、解決を人任せにするのではなく、医療人一人ひとりがそれぞれに自分の意見をしっかり持って発言していくことではないでしょうか。京都府保険医協会は、会員や府民の皆さんにその判断材料となる正確な情報を適時お届けしていくことが大切であると考えております。

 未入会の方々はぜひこれを機にご入会いただき、協会の諸活動にご参加下さい。

【京都保険医新聞第2659号_2008年10月6日_1面】

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