中医協審議スケジュールを公表/厚労省  PDF

中医協審議スケジュールを公表/厚労省

 厚生労働省は9月28日の中医協総会で、次期診療報酬改定に向けた10月から12月前半までの検討スケジュールを公表した。次回10月5日以降は開催頻度を増やし、水曜日を軸に週1回ペースで審議していく。

 10月前半には、救急・周産期医療や、明細書の無料発行、医療提供体制と診療報酬総論、外来診療などを審議する予定。10月後半には、がん医療、感染症対策、生活習慣病対策や、震災対応、災害に強い医療提供体制などのテーマを予定している。

 11月前半の審議内容は、認知症医療や、精神科医療、相談支援体制、訪問看護、在宅歯科、在宅薬剤管理、在宅医療など。11月後半に入ると、歯科医療、調剤報酬、入院診療、外来診療、地域に配慮した評価、平均在院日数の減少などの審議に移る。後発医薬品の使用促進は11月中に検討する予定。さらに、11月後半から12月前半にかけて、医療と介護の連携も予定している。

 12月前半には、リハビリテーション、医療安全対策など、医療従事者の負担軽減、チーム医療、市場実勢価格を踏まえた検査の適正評価などを予定している。

 12月前半までに、薬価専門部会は残り8回、保険医療材料専門部会は残り3回、調査実施小委員会は1回開催する予定。各専門部会の検討結果は、12月前半にも総会に報告される。(9/29MEDIFAXより)

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