与党、高額療養費の見直しへ議論開始/マニフェストに反映へ
与党の「高額療養費制度のあり方の見直しに関する検討会」(座長=川崎二郎・元厚生労働相)は7月3日、初会合を開き、高額療養費制度の見直しに向けた議論を開始した。川崎座長は同日の検討会終了後の会見で、制度の見直しについて「公約の中に書いていくのではないか」と述べ、検討内容をマニフェストに反映させる可能性に言及した。
川崎座長は会見で、検討会を立ち上げた趣旨について「『高額療養費制度の改善に与党はカーブを切りました』ということ」と説明。公明党の福島豊衆院議員は「公明党は明確に見直しする方向を出させてもらう」とし、制度見直しに意欲を示した。(7/6MEDIFAXより)