不足物資などの相談窓口開設/厚労省  PDF

不足物資などの相談窓口開設/厚労省

 厚生労働省は3月24日、被災地からの医療物資などに関する要望を受け付ける窓口を災害対策本部事務局内に開設した。岩手県、宮城県、福島県の避難所や医療機関で不足している物資の情報を県が集約し、窓口に情報を寄せてもらう。窓口を一本化することで情報を整理し、迅速に対応する体制を整える。厚生労働関連の物資には全て対応し、ガソリンなどの関連物資については担当省への情報提供も行う。

 厚労省災害対策本部によると、これまで各県からの要望は厚労省各課に直接寄せられていたが、問い合わせが殺到しているほか、問い合わせても担当課につながるまで電話口で待たされるなど非効率な部分があった。

 厚労省によると、県の拠点に物資は届いているが避難所に行き渡らない場合と、県に物資が届いてもいない場合があり、支援物資の流れに一部混乱が生じている。情報を可能な限り整理することで、支援物資の効率的な搬送体制も目指す。(3/25MEDIFAXより)

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