三菱自動車、岡山の病院閉鎖/三菱水島病院、3月末で
三菱自動車は1月7日、業績悪化のため、同社が経営する三菱水島病院(岡山県倉敷市) を3月末で閉鎖することを明らかにした。世界的な自動車不況は地域を支える医療機関にも影響した。
三菱自は、販売不振が予想以上のため、水島製作所(同) でさらに800人以上削減するなど国内4工場で合計1000人超の非正規労働者の追加削減に踏み切る。2009年3月期連結決算の業績予想を再度下方修正する見通し。
三菱水島病院は、前身の診療所を経て、1946年に設立。ベッド数120床だが、08年6月末で入院を取りやめるなど規模を縮小していた。水島製作所の従業員や地域住民が利用してきた。
三菱自が同様に経営する三菱京都病院(京都市)は存続するという。【共同】(1/9MEDIFAXより)