一般病院27施設などに汚染米流通/厚労省が注意喚起呼びかけ
米卸売加工会社「三笠フーズ」(大阪市) が転売していた汚染米が病院や高齢者福祉施設などに納入されていた問題で、一般病院には27施設に納入されていたことが9月12日、分かった。厚生労働省は同日、汚染米の混入の可能性について留意するよう医療機関などに呼びかけるため、都道府県に事務連絡を送付することを決めた。
厚労省が同日までに把握した情報によると、給食大手「日清医療食品」(東京都千代田区) は5月1日以降に三笠フーズから仕入れた「もち米」734kgについて、一般病院27施設(117kg)、特別養護老人ホーム38施設(240kg)、介護老人保健施設24施設(119kg) など119施設に「給食用」として納入していた。(9/16MEDIFAXより)