一体改革3党合意に抗議

法案採決見直し求め談話送付

　6月26日、衆院本会議において社会保障制度改革推進法案や消費税増税法案などの社会保障・税一体改革の関連法案が可決し、参院に送られた。15日には民主・自民・公明の3党合意が成立し、政権がなりふりかまわず一気に法案成立に向けて動き出した結果である。

　協会は修正合意に対し抗議するとともに、消費税増税法案を採決しないこと、合意内容に含まれた社会保障制度改革推進法案の国会提出を行わないよう強く求める談話（3面全文掲載）を発表。19日付で野田首相、小宮山厚労大臣を始め、衆参厚生労働委員などの議員へ送付し、改めて法案採決を行わないよう求める協会の姿勢を打ち出した。