一体改革、復興財源とも一体／集中検討会議準備会合

　政府の「社会保障改革に関する集中検討会議」（議長＝菅直人首相）は４月１９日、準備作業会合を開き、大田弘子氏（政策研究大学院大教授）らからヒアリングした。大田氏は、地域ごとに医療供給計画を明示した上で制度改革をすることの重要性を主張した。準備作業会合は４月２３日の午前中に最終会合を開き、来週中に集中検討会議を再開する。与謝野馨社会保障・税一体改革担当相は会合に先立つ挨拶で「税と社会保障の一体改革は６月中に案として完成させる。その際には、税、社会保障ともに、復興のための財源問題と一体的に決めていかないといけない」と述べた。（４/２０MEDIFAXより）