ワクチン交付金の継続を約束/小宮山厚労相  PDF

ワクチン交付金の継続を約束/小宮山厚労相

 小宮山洋子厚生労働相は9月29日の参院予算委員会で、2011年度末で公費助成の期限が切れる「子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進臨時特例交付金」について、「基金という形になるか、予防接種部会が提言しているように定期接種にするのか方法は(いろいろ)あるが、続けられるようにすることは約束したいと思う」と述べた。安住淳財務相も「重要性を認識して厚労省と話をしていく」と前向きな回答をした。

 小宮山厚労相はまた、自民、公明党などが議員立法として国会に提出している、子宮頸がん予防に向けワクチン接種と検診に公費助成をするなどの内容を盛り込んだ、「子宮頸がん予防推進法案」について、「審議されるようにと思っている」と述べた。野田佳彦首相も同法案について、「ワクチン接種と検診を併せて行うことが必要だという認識を強めた。この議論を進めることは大事だと思うので、議論できるようにと私からも指示をさせていただきたい」と答えた。

 小宮山厚労相は「介護職員処遇改善等臨時特例基金」についても、「基金なのか、介護報酬の中でやるのか(は分からないが)、しっかりと確保したい」と述べた。

 いずれも、松あきら氏(公明)の質問に対する答弁。(9/30MEDIFAXより)

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