レセプト電子請求「義務化に断固反対」/保団連
保団連は1月28日、レセプトの電子請求義務化に反対の立場を強調する見解を発表した。レセプト電子請求について「社会保障カード(仮称)」導入の前提となっているとの見方を示し「社会保障個人会計の布石と位置付けられる」と主張。社会保障給付費の抑制につながるとの懸念を示している。
さらに、「セキュリティーへの対応やレセプトデータの目的外使用など、国民、患者の不利益につながる重大な問題も未解決」と主張。「診療報酬の審査、支払いのみならず、保険診療そのものにも大きな影響をもたらす」とし「レセプト電子請求の義務化に断固反対」と訴えた。(1/31MEDIFAXより)