レセプトのオンライン請求Q&A(5)

レセプトのオンライン請求Q&A(5)

オンライン請求を始めるには

 Q1、レセコンさえ導入すれば、後は簡単にオンライン請求できますか。

 A1、オンライン請求を行うには、「レセプト電算処理システム」に対応している必要があります。

 「レセプト電算処理システム」とは、紙にかえて、電子媒体(フロッピーディスク、MO、CD−R、DVD−R等)に収録したレセプト(電子レセプト)で提出する仕組みです。

 電子レセプトで請求するための移行作業には、審査支払機関との確認試験を含め、概ね診療所で2カ月、病院で3〜6カ月程度の期間が必要、とされています。

 レセコンの中でも新しい機種は、ほとんど同システムに対応しています。しかし、購入時のオプションとされている場合もあり、「レセプト電算処理システム」への対応を選択していない場合は、オプションソフト(多くは有償)を追加する必要があります。

 Q2、私が今、使っているレセコンが「レセプト電算処理システム」に対応できるかどうか、調べるにはどうしたら良いですか。

 A2、協会では、レセコン主要各社への調査結果を本紙08年6月9日号2面で既報していますが、詳しくは購入されたメーカーに照会して下さい。「レセプト電算処理システム」対応のためのオプションソフトでは対応できない古い機種の場合は、買い替えが必要になるかもしれません。

【京都保険医新聞第2654・2655合併号_2008年9月1・8日_3面】

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