レセプトのオンライン請求Ｑ＆Ａ(４)

レセプトコンピュータ（レセコン）の種類について

　Ｑ、診療所で使うレセコンの種類はどのようなものがありますか。

　Ａ、レセコンは、診療報酬の計算等を行い、診療報酬明細書（レセプト）を作成する機械ですが、大きく分けて３つの種類があります。(1)レセプト専用コンピュータ、(2)一般メーカーのパソコンにレセコン会社が作成したレセプトソフトを搭載したコンピュータ、(3)一般メーカーのパソコンに日本医師会のＯＲＣＡ（Online Receipt Computer Advantage）を搭載したコンピュータです。

　(1)(2)は、メーカーが製造・販売・保守等をしていますが、(3)は、メーカーが販売・保守等するものに加え、市販のパソコンに自分でソフトを組み込むこともできます。その場合は、日本医師会がソフトを無償で公開していますので安価で済みますが、機械の保守等もすべて自分で行わなければなりません。

【京都保険医新聞第2650号_2008年８月４日_５面】