リハビリ日数制限の撤廃を/保団連や患者会など  PDF

リハビリ日数制限の撤廃を/保団連や患者会など

 保団連や、全国脳卒中者友の会連合会などの患者会で組織する「リハビリテーション診療報酬改定を考える会」は6月8日、国会近くで集会を開き、リハビリの日数制限の撤廃を要望した。要望書は6月中にも菅直人首相と長妻昭厚生労働相に提出する予定。

 考える会に所属しているリハビリ専門医の道免和久氏は会合で「リハビリ医療は全人的医療であり、日数や疾患によって区切ることは断じて受け入れられない」と指摘。リハビリの日数制限とともに、運動器疾患や脳血管疾患など疾患別リハビリの廃止も訴えた。理学療法士の友清直樹氏は、現場から見たリハビリの問題点として、医療保険と介護保険の併用禁止などを挙げた。

 会合には与野党の国会議員も出席した。(6/9MEDIFAXより)

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