ネット利用、4人に1人がiPad/医師のメディア調査
市場調査会社の社会情報サービスが行った医師のメディア調査で、インターネットを利用する医師のうち24%の医師がiPadを使用し、それ以外の機種を合わせるとほぼ3割の医師がタブレット端末を使用していることが分かった。
調査は2012年10−11月に実施し、首都圏・京阪神地区の医師630人から回答を得た。インターネットを利用する医師は全体の94%に及び、職場・自宅でパソコンを使用する医師は約90%、スマートフォンを使用する医師も36%に上る。医師たちが閲覧する製薬メーカーのホームページの割合は、1位アステラス製薬15%、2位ファイザー11%、3位グラクソ・スミスクライン、武田薬品工業、MSD、第一三共10%(同率)といった結果も出ている。
●タブレット端末で情報提供受けた医師は41%
iPadなどタブレット端末を使用してMRから情報提供を受けた製薬メーカーの割合は、1位大塚製薬7%、2位武田薬品6%と続き、医師全体で41%がタブレット端末を使用して説明を受けたと回答した。ただ、情報提供は紙とタブレット端末のどちらを好むか聞いたところ、「紙による情報提供を好む」34%、「タブレット端末を好む」24%、「どちらでもよい」42%という結果で、現状では医師の意見は分かれるようだ。インターネットを通じた情報提供で医師からの評価が高い企業は、1位第一三共13%、2位MSD12%となっている。(2/1MEDIFAXより)