ネットで薬の価格差検索/先発品とジェネリック
調剤薬局を全国に展開している日本調剤は、医師から処方されている薬で、先発医薬品とそれより値段が安い後発医薬品(ジェネリック医薬品) の価格差が分かるインターネットの検索サイトの運用を始めた。
パソコンや携帯電話からサイトにアクセスし、先発薬名を入力すると、同社が推奨するジェネリック薬名が表示される。検索範囲を「すべての医薬品」とすれば、日本調剤の薬局に置いていないジェネリック薬も示してくれる。ジェネリック薬は複数のメーカーが出しており、価格も異なるが、同サイトで紹介しているのは1種類。薬価差は1日の服用量、日数によって計算してくれる。
例えば、糖尿病治療薬の先発品「ベイスン錠0.3」を入力すると「ベイスロース錠0.3mg」を推奨。1日3錠の服用で1年の薬価差は約3万9000円(調剤報酬分を除く) となり、自己負担が3割の患者の薬代は約1万1700円安くなる。
サイトのアドレスはhttp://www2.nicho.co.jp/generic_guide/【共同】(9/29MEDIFAXより)