中級コース・接遇マナー研修会開く
スタッフ同士の信頼関係も接遇向上に
楽しく・わかりやすく・ためになると、毎回多くの参加者から好評をえている“中級コース”医院・診療所での接遇マナー研修会を9月1日に開催した。有限会社アミスの協賛で、40人が参加した。本研修ではすっかりおなじみとなった茂木治子氏(元日本航空客室乗務員)を講師に、仕事の進めかた・仕事の管理の基本・個人の目標と組織の目標との調和、良いコミュニケーションとは―などについてゲームも取り入れながら研修した。以下に当日参加者した方の参加記を紹介する。
研修が自分を見つめなおす機会に
循環器内科・内科 まつばらクリニック
内藤沙椰佳
今回研修に参加させていただき、接遇に対する意識を向上させることができました。研修内容はゲームやグループワークなどが沢山組み込まれており、とても楽しく学ぶことができました。このゲームを通じて思いやりや優しさ、心を持って接することが大切で、様々な方向や角度から物事や人を見ることが重要であることを学びました。人は先入観や固定観念に縛られやすく、思いこみや理解間違いをしてしまうことがあります。普段からよく聞くことですし、自分でも気をつけているつもりですが、今回のゲームを通して無意識に先入観で相手を判断している自分に気づきました。
また患者様と接している時だけでなく、普段の掃除や他のスタッフとより良い関係を築くなど、環境を良くすることも接遇につながることだと学びました。
私の勤めているクリニックでは掃除をとても大切にしています。専門の方に伺い掃除の仕方や用具にこだわり、院内の隅々まで行っています。今まではなんとなく掃除していましたが、綺麗で清潔感のある環境を提供することで患者様の安心感に繋がるのだと気づき、もっと心をこめて掃除に取り組もうと思えるようになりました。
今まで接遇は相手に心地よく感じていただくために行うものだと思っていましたが、それだけではなく私生活でもより良い人間関係を築く上で、自分のプラスにもなることなのだと気づき、接遇の奥の深さを感じました。研修を通して自分を見つめなおす機会になりました。このような場を提供してくださりありがとうございました。
グループワークに頭を悩ます参加者