サ高住の登録数、都道府県間で差／民間調査

　高齢者住宅研究所が１月18日に公表した2012年12月末現在の「サービス付き高齢者向け住宅登録の動向」によると、サ高住の登録件数は2777件、住戸数は８万9219戸となった。登録件数を都道府県別に見ると、最も多い大阪府が204件なのに対し、最も少ない佐賀県では６件と、都道府県間で差が出る結果となった。

　大阪府に次いで多かったのは北海道の179件。東京都133件、広島県114件、埼玉県112件、神奈川県112件など、都市部で多い傾向が見られた。

　登録事業者は株式会社が56％で、全体の半数を占めており、医療法人の15％、有限会社の14％が続く結果となった。

　サ高住では最低限「状況把握・生活相談」のサービスを提供することになっている。このほかのサービスでは、「食事の提供」が94％、「入浴などの介護」が51％、「調理などの家事」が54％のサ高住で提供されていた。（1/21MEDIFAXより）