オンライン請求進捗状況書面提出に抗議/保団連
保団連は、5月19日、舛添要一厚生労働相宛に「オンライン請求進捗状況に関する書面提出に抗議する」文書を提出した。
これは、4月27日、厚労省が規制改革会議の質問への回答として、2010年4月からオンライン請求を義務化される診療所及び病院に対して、09年度中に、毎月、進捗状況の書面提出を求める方針を示したことに抗議したもの。厚労省はさらに、書面を提出しない医療機関には「審査支払機関から勧奨」し、それに応じなければ「国が直接指導」し、それにも従わなければ「報酬が支払われないことについて警告を発する」としている。
保団連は、このような強引な手法は、実施する根拠も明確ではなく、断固抗議するとともに、書面提出の撤回とオンライン請求義務化を定めた厚労省令の改正を強く求めている。