オンライン請求未実施は1116病院/支払基金調査、5月請求分  PDF

オンライン請求未実施は1116病院/支払基金調査、5月請求分

 厚生労働省保険局は6月19日、2009年度からオンライン請求義務化の対象となった病院のうち、猶予対象となっている病院の5月請求時点での準備状況を発表した。社会保険診療報酬支払基金分の調査によると、4月に義務化期限を迎え、かつ5月請求時にオンライン請求を実施できなかったのは1116病院。このうち333病院が「レセプト電子化や回線敷設を実施済み」や「申し込み済み」「申し込み予定あり」で、支払基金にオンライン請求開始届を提出しているとした。

 オンライン請求の猶予措置の対象となった医療機関などは5月請求分以降、毎月オンライン請求の準備状況を審査支払機関に提出することになっている。支払基金では5月請求時にオンライン請求をしていない2256病院に状況届を送付し、1934病院が提出。未回収は322病院だった。今回は6月3日までに提出のあったものについて状況を集計した。(6/22MEDIFAXより)

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