オンライン義務化、省令改正案に反対/保団連
2009年度からレセプトオンライン請求義務化の対象となる医療機関のうち、オンライン請求に対応できない医療機関について、最長で10年3月まで現行の方法による請求を可能とした付則を設けた省令改正案に対し、保団連は4月22日、付則の新設に反対するパブリックコメントを厚生労働省に提出した。
パブコメでは、改正案について「一時しのぎの姑息的手段に過ぎず、このような事態を招いたのは、オンライン請求の義務化自体に無理があり、医療現場の実態に即さないものであることを如実に物語っている」と指摘。付則の新設に反対し、省令本体の改正を求めている。
また、「5月請求のぎりぎりになって、ようやくパブコメを求めることは遅きに失すること甚だしい」とし、厚労省の手法についても強く抗議した。(4/23MEDIFAXより)