イレッサ声明文案提供で局長ら訓告処分／厚労省

　肺がん治療薬イレッサの訴訟をめぐり、厚生労働省が東京・大阪両地裁の和解勧告に疑念を示す声明文案を日本医学会などに提供していた問題で、厚労省は５月２４日、間杉純医薬食品局長や平山佳伸審議官（医薬担当）らを訓告、阿曽沼慎司事務次官らを厳重注意とする処分を決めた。訓告は局長と審議官以外に、室長以下２人を加えた計４人。厳重注意は事務次官以外に、医薬食品局の安全対策課長、審査管理課長、総務課長の計４人。（５/２５MEDIFAXより）