たん吸引、医行為から外す?/厚労省検討会が初会合  PDF

たん吸引、医行為から外す?/厚労省検討会が初会合

 厚生労働省は7月5日、たんの吸引など現在は医行為に当たる一部の行為について、介護職員が実施するために必要な法制度を検討する「介護職員等によるたんの吸引等の実施のための制度の在り方に関する検討会」(座長=大島伸一・国立長寿医療研究センター総長)の初会合を開いた。委員からは、たんの吸引について「危険性が高くない」との意見が出たほか、医行為から外すよう提案する声が上がった。

 同検討会は8月をめどに法制度や研修の在り方について中間的な整理を行い、年度内に制度の在り方について取りまとめを行う予定。長妻昭厚生労働相は「早ければここでの議論の結果を、2011年提出する法律の中に盛り込んでいければというふうにも考えている」としている。(7/6MEDIFAXより)

ページの先頭へ