【TPP】国民皆保険「揺るがすことは絶対ない」/安倍首相、TPP参加で  PDF

【TPP】国民皆保険「揺るがすことは絶対ない」/安倍首相、TPP参加で

 安倍晋三首相は3月5日の衆院本会議で、環太平洋連携協定(TPP)に参加した場合について、国民皆保険制度は日本の医療制度の根幹であるとし「この制度を揺るがすことは絶対にない」と宣言した。青木愛氏(生活の党)の質問への答弁。

 TPP交渉参加をめぐって安倍首相は、2月28日の施政方針演説で「(訪米で)聖域なき関税撤廃は前提ではないことを確認した」と前向きな姿勢をにじませている。安倍首相の施政方針演説などに対する代表質問では関連するやりとりが相次ぎ、このうち青木氏は国民皆保険制度が受ける影響を指摘した。

 これに対し安倍首相は「これまで得られている情報では、公的医療保険制度の在り方などはTPP協定交渉の議論の対象になっていないと承知している。国民皆保険制度は日本の医療制度の根幹であり、この制度を揺るがすことは絶対にない」と強調した。(3/6MEDIFAXより)

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