【高齢者医療】高齢者医療制度の見直し議論を再開／民主・医療介護ＷＴ役員会

　民主党の医療・介護ワーキングチーム（柚木道義座長）は４月４日の役員会で、高齢者医療制度の見直しに向けた議論を再開した。新制度の在り方について自治体や保険者などと協議に入るよう、厚生労働省に求めた。

　４月５日の参院本会議では、市町村国保の財政基盤強化策を２０１５年４月から恒久化させる国保法改正案が成立する見通し。それを契機に、高齢者医療制度の議論を前進させる。

　政府・民主党はこれまでも全国知事会などと協議をしているが今後は関連法案の提出に向けたより具体的な働き掛けになりそうだ。高齢者医療制度改革会議が１０年末にまとめた改革案だけに縛られない、幅の広い議論をする。（４/５MEDIFAXより）