【高額医療費】高額療養費で「公約違反」と民主が批判/衆院厚労委  PDF

【高額医療費】高額療養費で「公約違反」と民主が批判/衆院厚労委

 政府の産業競争力会議で配布された資料に、高額療養費制度の窓口負担上限額について現行1%の比例増部分の引き上げが盛り込まれ、厚生労働省側が検討する意向を示したことは自民党の公約違反に当たるとして、4月19日の衆院厚生労働委員会で民主党の山井和則氏が批判した。

 田村憲久厚生労働相は、低所得者や一定の所得があっても、がんなどの高額の療養を長期間続けた場合には負担感があることから、政権公約に「引き下げる」と盛り込んだと説明。その一方で「高所得者をどうするかというのは、いろんな議論がある。あらゆる考え方がある中で、一応は検討しようと申し上げた」と述べた。自民党が政権公約で挙げた部分については「引き上げることを検討するつもりはない」と強調した。(4/22MEDIFAXより)

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