【負担と給付】医学部数の東西格差、解消を/公明・坂口元厚労相
坂口力元厚生労働相は10月25日、医療経済フォーラム・ジャパンのシンポジウムで「医学部数は地域で偏りがあり、医学部新設の必要性はある」とあらためて主張した。
坂口氏は、人口10万人当たりの医師数と医学部数について、千葉と埼玉がともに少ない県の上位になっているとのデータを示し、医師数と医学部数の間には相関関係があると指摘。「高齢化が進む前に手を打つことが必要」と述べた。東西で比較しても、東海・北陸以東の人口当たり医学部数は関西以西に比べて格段に少ないとし、「医学部の偏在を解消すべき」とした。(10/26MEDIFAXより)