【諮問会議】13 年度予算の基本方針を閣議決定/“民間議員ペーパー”を一部反映
政府は1月24日夜の臨時閣議で、2013年度予算編成の基本方針を閣議決定した。経済財政諮問会議の答申内容をそのまま基本方針とした。1月22日の諮問会議に政府が示した原案とほぼ同様の内容だが、民間議員4人が連名で提出した資料、いわゆる“民間議員ペーパー”で求めた内容を一部に盛り込んだ。
「予算の重点化についての基本的な考え方」として、「過年度予算に計上された項目であっても聖域化することなく、必要性等につき、内容を十分に精査する」との文言を民間議員ペーパーに沿って追記。「行財政改革」では、各府省の責任の下、実効性の高いPDCAサイクルの確立に向けた取り組みを進め、その成果を14年度の予算編成に活用する方針を加えた。
13年度予算編成については菅義偉官房長官が1月22日の会見で、1月27日まで各大臣と折衝し、1月28日に予算案を反映した政府の経済見通しを発表した上で、1月29日に政府案を閣議決定する予定を明らかにしている。(1/25MEDIFAXより)