【自民】社会保障特命委が始動、国民会議と平行議論/自民特命委
自民党は2月8日、政権交代後、初めてとなる「社会保障制度に関する特命委員会」(野田毅委員長)を開催した。社会保障制度改革国民会議が設置された経緯や、国民会議のこれまでの議論の内容について厚生労働省から説明を受け、自由討論した。特命委は今後、国民会議や3党実務者協議と平行して会合を開く。社会保障制度改革に関する党内の平場での合意形成の場となる。
特命委は、中長期的な社会保障の制度設計を議論するのが役で、当面は国民会議をはじめとする一体改革の行方を見守る。一方、厚生労働部会では今国会提出法案を含め、当面の課題を議論する。両者は連携しながら運営する。
特命委には、医療・介護・年金の小委員会を設置する。医療は鴨下一郎氏(国会対策委員長)、介護は松本純氏(衆院厚生労働委員長)、年金は宮沢洋一氏(政調会長代理)が委員長を務める。
(2/12MEDIFAXより)