【総合医療】「統合医療」の在り方で議論開始/厚労省検討会
厚生労働省は3月26日に「『統合医療』のあり方に関する検討会」(座長=大島伸一・国立長寿医療研究センター総長)の初会合を開き、「統合医療」の定義や取り巻く課題、今後の在り方について議論を始めた。
「統合医療」については、2010年に鳩山由紀夫首相(当時)が施政方針演説で「健康寿命を伸ばすとの観点から、統合医療の積極的な推進について検討を進める」との見解を表明している。これを受けて厚労省では「統合医療プロジェクトチーム」で現状把握や取り組み方策を検討し、厚生労働科学研究でも知見を集めてきた。今回、これまでに集められた知見などを踏まえ、「統合医療」を推進するために必要な取り組みなどを整理する意味合いを込めて検討会を設置した。(3/27MEDIFAXより)