【税制改正】四段階制や事業税非課税など存続を/厚労省・13年度税制改正要望  PDF

【税制改正】四段階制や事業税非課税など存続を/厚労省・13年度税制改正要望

 厚生労働省は9月5日、2013年度税制改正の主な要望項目を公表した。社会保険診療報酬の所得計算の特例措置(いわゆる四段階制)や、社会保険診療報酬に係る事業税の非課税措置、医療法人の社会保険診療以外の部分に関する事業税軽減措置など、現在講じられている税制措置の存続や延長を求める。医療に係る消費税については「課税の在り方について、引き続き検討する」とした。

 四段階制は存続を求めるが、適用実態の調査結果を踏まえて、必要な対応を検討する。

 取得価格500万円以上の高額な医療機器は取得価格の12%の特別償却を、医療安全に資する医療機器は取得価格の16%の特別償却をそれぞれ認める特例措置は、対象機器を見直した上で、15年3月末までの適用期限の延長を求める。

 国土交通省が取り組むサービス付き高齢者向け住宅制度に関しては、供給促進に向け、所得税・法人税、固定資産税、不動産取得税の軽減措置を2年間延長し、15年3月末までの適用を求める。13年からの第2次「健康日本21」で成人の喫煙率の低下が数値目標に盛り込まれたことなどを踏まえ、たばこ税と地方たばこ税の引き上げも求めた。(9/5MEDIFAXより)

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