【社保審】医療法改正へ、意見書取りまとめ/社保審・医療部会
厚生労働省の社会保障審議会・医療部会(部会長=永井良三・自治医科大学長)は12月19日、厚労省が2014年の通常国会への提出を目指している医療法等改正案に対する医療部会としての意見書を了承した。議論を踏まえた修正は部会長一任とした。厚労省は意見書に沿って法案を作成する。
医療機関の機能分化・連携推進に向けた病床機能報告制度の創設や、25年の医療提供体制に向けて都道府県が策定する地域医療ビジョンを医療計画に位置付けることなどが柱。医療計画を5カ年計画から6カ年計画に改め、市町村が3年周期で作成している介護保険事業支援計画との一体性を確保することも盛り込むなど、地域包括ケアシステム構築と在宅療養の推進に道筋を付ける内容となっている。(12/20MEDIFAXより)