【社会保障】改革の進捗を検証/社保改革推進本部が初会合  PDF

【社会保障】改革の進捗を検証/社保改革推進本部が初会合

 社会保障制度改革の進捗を検証するため政府に設置された「社会保障制度改革推進本部」の初会合が2月14日、閣議前に開かれた。今後、同推進本部を中心に、2013年成立した社会保障制度改革に関するプログラム法に盛り込まれた取り組みを総合的かつ計画的に進めていくことを確認したという。

 初会合では、田村憲久厚生労働相が社会保障制度改革の実施状況や今後の進め方を説明した。同推進本部の副本部長を務める甘利明経済再生(一体改革)担当相は会合後の記者会見で、今後の効率化策について、プログラム法に基づき最小のコストで最大の効果を発揮できるよう関係閣僚らと検討する意向を示した。プログラム法は、社会保障制度改革国民会議の後任組織に当たる「社会保障制度改革推進会議」の設置も定めており、効率化策は同推進会議とも擦り合わせて検討する考え。

 同推進本部はプログラム法に基づき設置され、首相が本部長、甘利担当相が副本部長を務める。このほか本部員の▽麻生太郎財務相▽菅義偉内閣官房長官▽新藤義孝総務相▽田村厚労相▽森雅子少子化担当相―で構成する。(2/15MEDIFAXより)

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