【特定機能病院】特定機能病院の役割は「高度医療・研究・教育」/厚労省検討会
特定機能病院や地域医療支援病院の要件の見直しに向けて検討している厚生労働省の「特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会」(座長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)は4月26日、特定機能病院の役割について議論し、「高度医療の提供」「研究」「教育」を三位一体で実施していくことが求められるとの見解でおおむね一致した。
地域医療支援病院に関する議論では、前回に引き続き「救急」や「地域の医療従事者に対する研修」などを要件にすべきとの意見があった。梶井英治構成員(自治医科大教授)は「紹介率に反映されない相談の部分など、見えない部分の評価も必要」とした上で、人的支援も要件に含めるべきとした。(4/27MEDIFAXより)