【混合診療】「選択療養」も話題に/諮問会議・産業競争力会議  PDF

【混合診療】「選択療養」も話題に/諮問会議・産業競争力会議

 政府の規制改革会議が提案している「選択療養」について、4月16日の経済財政諮問会議・産業競争力会議でも話題に上がった。

 民間議員が選択療養について「困難な状況と闘う患者のニーズに応えるもの。議論を深めてほしい」と訴えたのに対し、田村憲久厚生労働相は「方向性は同じ。必要な患者が保険外併用療養の制度の中で、迅速にアクセスできるようにしていきたい」と述べた。

 これを踏まえ、稲田朋美規制改革担当相は「治療を必要としている患者のために、保険外併用療養の中の一制度として提案している。具体化に向けた検討を進めているので、前向きな対応をお願いしたい」と厚労省の積極的な姿勢を求めた。

 安倍晋三首相は「困難な病気と闘う患者が未承認の医薬品を使えるために、保険外併用療養の仕組みを大きく変える制度改革を大臣で協力して検討してほしい」と関係大臣に指示した。(4/17MEDIFAXより)

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