【死因究明】死因究明検討会が最終報告書/与党調整経て閣議決定へ
内閣府の死因究明等推進計画検討会は4月11日、最終報告書を取りまとめ、座長一任で了承を得た。今後は与党との調整を経て、6月に予定されている親会議の死因究明等推進会議が了承すれば、閣議決定に進む。2015年度予算案にも反映する見通し。
報告書では、推進体制面として▽政府内に関係府省庁間の施策管理・調整などを行う体制を構築する▽地方公共団体は地方の状況に応じた施策を検討する協議会を設置し、既存の体制を向上させる―と記載した。
検案体制面では▽厚生労働省と日本医師会が連携して死体検案研修の内容充実を図る▽厚労省が異状死死因究明支援事業などを活用して、必要な検査・解剖が実施されるよう費用を支援していく―といった充実策も盛り込んだ。(4/14MEDIFAXより)