【歳入庁】歳入庁を議論も平行線/3党実務者協議  PDF

【歳入庁】歳入庁を議論も平行線/3党実務者協議

 自民、公明、民主3党の社会保障制度改革に関する実務者協議は3月28日、民主党が他の野党と共同提出する方針の歳入庁設置法案を説明したが、自公が懸念を示し、議論は平行線に終わった。

 民主党はみんなの党などと共同で、保険料と税金を一体的に徴収する歳入庁の設置に関する同法案を今国会に提出する方針。長妻昭元厚生労働相らが設置の意義などを説明した。自民党の福岡資麿厚生労働部会長によると、自公は「税務の仕事と保険の徴収の実務は専門性が異なる。窓口を一元化すればよいという話ではない」「保険料と税金の徴収を同一に扱うのはいかがか」などと懸念を示した。また、民主党の法案提出方針に対し、実務者協議の枠組みを離れているとして違和感を表明した。(3/29MEDIFAXより)

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